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  • 執筆者の写真Jiro Kawakami

大事!発声!発生!


さ、二回目のブログです。

前回は発声の<表現>について書きましたが、今回は具体的に声の生まれる仕組みについてお話しましょう。

そもそも声とは肺から上がって来る息の気流です。それが声門という喉仏辺りにある器官を通過する時の筋肉の動きによって音程や強さや声のトーンなどが作られています。この時に発生する音を<口頭原音>と呼びます。

ですが、この声が発生した時点ではその音はもの凄く小さな音なんです。

では何故人は声を大きくしたり息まじりにしたりなどでコミュニケーションできるかというと、人間のあらゆる空間に声を響かせる事によって音量を増幅させているわけです。

下の図の様に人間には口の周りだけでもこんなにたくさんの声を響かせる事の出来る空洞が存在します。このように数カ所に理想的に声を当て、適度な強弱を加えることで声による表現がなされてるんです。

体育館などの広い場所で声を出すとよく響いていたの覚えてますか?響きの空間が広ければ広いほど声は広がり、多くの面積に存在する空気に振動して広がっていくのです。ですから温泉や大浴場などのお風呂で歌うと気持ちがいいのはその場所の広い空間に声が響いているからなんですねー。要は自分の体の中に響く空間をどれくらい確保し、有効に響かせれるかなんです。

その為にはより多くの空気をお腹の中から上に吐き出すかが大切になってきます。

次回は腹式呼吸を含めた呼吸についてお話しましょうー

Shnjuku Vocal Schoolではレッスンで実際にそのプロセスを実践的に組み込んでいます。あ!でも決して難しい内容ではないので気軽にいきましょー!ではでは。


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